私が好きな人、私を好きな人。あなたはどっちを選ぶ?

9月19日(土)より公開の映画「ヒロイン失格」は、「別冊マーガレット」にて連載されたコミックを原作とする、恋愛における究極の選択をテーマにしている。今作で主演の桐谷美玲が揺れ動くきっかけを与える“悪女”を演じるのは高橋メアリージュンだ。モデルとしてはもちろん、近年では朝のNHK連続テレビ小説「純と愛」にはじまり映画「るろうに剣心」への出演など、女優としても目覚ましい活躍を見せる彼女のライフスタイルにミレポルテ・ジャーナルが迫った。

――今作「ヒロイン失格」の出演が決まったときの感想を聞かせてください。

「最初は何役なんだろうと思いました。高校生じゃないよね、さすがにって(笑)」

 

――以前出演した映画「闇金ウシジマくん」でもそうでしたが、今回もキャラクターが強烈でしたね。

「空気が読めない女(笑)。この女によってヒロインの心が大きく変わるシーンなので、とにかく(ヒロインを)怒らせたいと考えて演じました。嫌味っぽい感じではなく全然悪気がないムカつく女になろうって。あとは酔っ払いの役なので、YouTubeとかで検索して参考にしました」

恵美_高橋メアリージュン2

――(笑)。以前も他の役を演じる際にYouTubeで参考を見つけたと言っていましたね。

「はい、よく使わせていただいています(笑)。ただ、リアルすぎる女性の酔っ払いが出てきて。パンツ丸見えで、これは汚すぎる、ここまではできないっていうのがたくさん。そこを抑えつつ(笑)」

 

――監督からはどんな指示が?

「『大声出して酔っ払って』と。あとは外資系の会社で働いているなどのヒントがあったので自分で考えました。イメージですけど、外資系で海外とやり取りをする人だからネチネチしていなくてオープンだよな、とか」

 

――これまでにないコメディな役を演じてみていかがでした?

「すごく楽しいです。コメディ大好きなので。劇中では主演の(桐谷)美玲ちゃんが変顔を連発するんですが、ああいったキャラにも挑戦してみたいですね」

 

――演じたキャラクター「恵美」と自分が似ていたりする部分はありますか?

「悪気なく何かを言っちゃうのは似ていると思います。自分じゃわからないのであとから妹(モデルの高橋ユウ)に注意されたりとか。例えば、あなたは大事な友だち! って言ったら、妹から『お姉ちゃん、それ友だち以上踏み込んでこんといてやって言ってるで』とか」

 

――それは男性に対して?

「そうです」

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――じゃあ、妹さんにツッコまれても仕方がない(笑)。でも高橋さんとしてはそういう意味ではない?

「もうポジティブです。似ていない部分として、『恵美』は男性にも思いをはっきり伝えるタイプだと思うのですが、私は思ったことと反対の行動をとってしまうんです。それも妹に注意されます。気になっている人の前でまったく気があるように見えません、って」

 

――しゃべらなくなっちゃう(笑)。

「しゃべらないですし、目も合わせない。連絡も自分からできないですし」

 

――完全に嫌ってる行動じゃないですか(笑)。

「年を重ねれば重ねるほど。何の話でしたっけ(笑)」

 

――そうでした。「恵美」を演じるうえで苦労した点は?

「あそこまで酔っ払ったことがないので、そこですね。男の人に寄りかかるなんてないです」

 

――(笑)。印象的な共演者とのエピソードは?

「共演者は、坂口(健太郎)くんと美玲ちゃんと……柳沢慎吾さん。柳沢さん最高でした。撮影が終わったら『ひとり警察24時』のネタを披露してくださったり。エンターテイナーですよね」

 

――映画のテーマが「私が好きな人、私を好きな人」。永遠の問題だと思うのですが高橋さんはどちらがいいですか?

「すごく悩んだのですが、『私を好きな人』になりましたね。例えば『私が好きな人』にときめいているとしますよね。普段クールでたまに優しくされるとキュンとくるわけじゃないですか。でもそれっていつかは落ち着きますよね。反対に『私を好きな人』はいつも優しいじゃないですか?キュンの度合いはやや弱いですけど、優しさで『キュン回数』が多いですよね。そっちのほうが幸せなんじゃないかって」

 

――同年代の周りの女性も同じような感覚なのでしょうか?

「わりと多いと思います。『愛されると幸せだよね』って」

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――なるほど。では今後の展望についてお聞きします。現在、女優業で様々な活躍を目にしますが、今後どのような女優になりたいですか?

「私はアンジェリーナ・ジョリーに憧れていて、彼女のようになりたいです。今、キックボクシングやアクションも練習していて。“アクション女優”と言われるようにもなりたいですね。最低でも週3回は身体を動かしています。あとは、歌もダンスも好きなのでミュージカルにも挑戦したいです」

 

――現在高橋さんは20代ですが、今後どのような30代を歩みたいですか?

「より自由に大胆に、って思いますね。固まるんじゃなくて、もっと『人生一度きり』だと頭に入れて後悔しないように生きていきたいです。30~40代で今よりもっと楽しくなる予感がします。『若くていいわね』なんて口では言っているけどあなた、本当は今のほうが楽しいでしょ?って(笑)」

 

ヘアメイク/nobu

スタイリスト/松野下直大

 

PROFILE

高橋メアリージュン

「Cancam」(小学館)専属モデルを8年間務め、2012年NHK連続テレビ小説「純と愛(マリヤ役)」に出演。その後、2014年公開の映画「闇金ウシジマくん2(犀原茜役)」「キカイダーREBOOT(マリ役)」「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編(由美役)」など。最新作は、2015年7月11日公開「リアル鬼ごっこ」(園子温監督)、9月4日公開「みんなエスパーだよ!」(園子温監督)。

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「ヒロイン失格」

9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

http://wwws.warnerbros.co.jp/heroine-shikkaku/

出演:桐谷美玲 山﨑賢人 坂口健太郎 福田彩乃 我妻三輪子 高橋メアリージュン 中尾彬(特別出演) 柳沢慎吾(特別出演)六角精児(特別出演) 濱田マリ 竹内 力

原作:幸田もも子「ヒロイン失格」(集英社 マーガレットコミックス刊)

監督:英勉

脚本:吉田恵里香

音楽:横山克

主題歌:西野カナ「トリセツ」(ソニー・ミュージックレーベルズ/SMEレコーズ)

©2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 ©幸田もも子/集英社

配給:ワーナーブラザース映画

公式Twitter:@heroine_movie #ヒロイン失格

公式Instagram:heroine_shikkaku